
これから、私の最初の腰痛のキッカケから現在の状況まで、何回かに分けてお伝えしていきます。
もし、皆さんの腰痛の症状や状況に似ている場面があれば、
少しは何かの参考になるかもしれません。
それでは、スタートします。
腰痛の最初の原因は、筋トレ??
26歳。ちょうど社会人として会社にも慣れてきた頃でした。
そのころ、体を鍛えようとジムに通い始めてました。
ガンガン鍛えて、ムキムキになってやるーーって感じで、
週2〜3回のペースで会社の同僚と通ってました。
トレーニングの仕方は、適当で、とりあえず、上半身ムキムキのシックスパットを目指してました。
当時の理想形は、こんな感じ。
そして、鍛え方は、腹筋100回、背筋10回っていう、まったくのバランス無視なトレーニングです。
そんな適当なトレーニングでしたが、それでも、だんだん良い体になってきて、鏡を見ながら、自分の体に満足してた頃、奴は突然やってきました。
奴は突然やってきた・・・
ある日会社で、中腰でマウスを操作していたら、いきなり、腰が、ギクッ
そうです。奴です。ギックリ腰さんです。
奴とは初めてのご対面です。
今でも、この時のことはよく覚えてます。
それだけ、衝撃的でした。いろんな意味で。
状況的には、
・一歩も動けない。
・力が入らない。
・でも、どうにかしたい
こんな感じでした。
『やばい。腰が固まって動けない!とっ、とりあえず、イスに座りたい!』
かなり、無理をしながら中腰のまま、そばにあったイスをなんとかたぐり寄せ、やっとのことで席に座りました。
座ったその瞬間フワッ気を失ってしまいました。
そして、目を覚ましたら、なんと、同僚や上司から囲まれてます。
すぐには状況が掴めなかったのですが、
どうやら、イスから転げ落ちて、床で倒れたみたいです。
上司:どうした?しばらく気を失ってたみたいだぞ、大丈夫か!!
私 :急に腰が・・。ウッウッ。
上司:腰!?とりあえず、動けるか???
私 :ウッウッ、まったく、動ける気がしません
とにかく、腰に力がはいりません。
上司:どうする?救急車呼ぶか?
私 :はい・・・すみません・・・
人生初の救急車です。
会社は都内でしたので、速攻で救急車は到着しました。
救急隊員:ギックリ腰って聞いてますが、症状は合ってますか?
私 :初めてなので断言はできませんが、そうだと思います。
救急隊員:本当に歩けませんか?
私 :はい。力が入らなくて。
救急隊員:・・・なるほど。わかりました。ではタンカを持ってきますので、少しだけお待ちください。
この時、救急隊員とのやりとりから
『もしかして、ギックリ腰で救急車を呼ぶ人は珍しいのでは?』
『もしかして、ものすごく救急隊員にご迷惑をおかけしてるのでは?』
と思い、かなり、自己嫌悪になったのを覚えてます。
けど、今更どうしようもないので、そのまま続行です
その後、担架で運ばれ初めて救急車に乗車したのですが、なぜかすぐに走りません。
私は、腰に力が入らなくて動けないだけで、意識はしっかりしています。
救急隊員の、どこかの病院との話のやり取りが聞こえてきました。
救急隊員:ギックリ腰患者ですが、受け入れ大丈夫ですか?
病院 :(拒否的な発言)
救急隊員:ギックリ腰患者ですが、受け入れ大丈夫ですか?
病院 :(拒否的な発言)
こんなやりとりを、ずいぶんされてました。
何件もいろんな病院に連絡してる感じです。
ギックリ腰の患者は病院にとっては迷惑な患者なのか?たまたまなのか真相はわかりませんが、そんなこんなで、20分後にやっと受け入れ先の病院が見つかり、診察の結果、その場で入院となりました。
人生初の入院決定です。
入院生活については、また次回で。